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FAQ(よくあるご質問)

Q.どのような学校ですか?
学習者中心の理念を掲げ、学びの自由を保障する学校です。対話を重視した授業をはじめ、生徒が自ら考え判断し表現する機会を多く設けています。生涯にわたって学び続け周囲や社会に貢献できる人(自律的な学習者・アクティブラーナー)を育てます。
Q.教員はどのような人がいますか?
様々な学校で豊富な教員経験を積んだ人、意欲にあふれた若手など、背景はさまざまです。全員に共通しているのは、個々の生徒にフィットする学習者主体の教育を、ドルトンプランを通じて実現しようとしている点です。
Q.どのような生徒を求めていますか?
第一に、ドルトンプランの理念を理解し、共感頂ける生徒・保護者に入学していただきたいと考えています。知的好奇心、チャレンジ精神旺盛で、興味の幅を広げ、可能性をどんどん伸ばしていこうという意欲がある生徒を歓迎します。

Q.自分から前に出るタイプの生徒ではありませんが大丈夫ですか?
「外向的な生徒」にだけ向いている学校というわけではありません。入学時には自分から前に出るタイプではなかった生徒も、自由な学び方や自己表現ができる本校の環境で暮らすうち、主体性・積極性を発揮するようになることがしばしばあります。
Q.アサインメントとはどのようなものですか?
アサインメントは単元や学習テーマごとに用意され、学ぶ目的や到達目標・学習内容・学習課題と取り組む手順が詳しく記された、いわば「学びの羅針盤」です。生徒はこのアサインメントに沿って自分で目標やスケジュールを立てて学習に取り組み、主体的・計画的に学ぶ力を身につけていきます。
実際のアサインメントは、「文学作品の続きを想像してシナリオを作り演じてみる」「作用・反作用について自分たちで実験方法を考え、データをとって検証する」「自分の好きな有名人を英語で紹介するスライドを作って発表する」など、生徒の知的好奇心や創造性を刺激し、学習に取り組みたくなる仕掛けがほどこされています。
Q.ラボラトリー(ラボ)とはどのようなものですか?
本校には3つのラボ(基礎ラボ、探究ラボ、STEAMラボ)があります。基礎ラボは学年の活動の時間で、探究活動以外にも特別活動や中学生だとチーム作りなどの道徳を含みます。学年ごとの探究課題を実施する時間です。
探究ラボは、週に2時間設置されており、自らの探究学習を深める時間で、自分の学習テーマに沿った教室・担当教員を予約してそこで学習を進めます。
探究ラボは、オフィスアワーとテーマラボがあり、生徒は興味のあるテーマラボ(外部連携の特別ラボを含む)に参加する授業課題の作成や苦手科目の学び直しに充てる(オフィスアワー。教員のサポートが受けられる)など、活用の仕方は生徒各自が決めます。
テーマラボ:金曜6,7時間目の探究ラボの時間に選択・参加することができる。参加登録は前・後期はじめの各1回。1つのテーマラボは、原則3回(3週)だが、「起業ゼミ」「里山再生ラボ」のような長期ラボもあります。
STEAMラボは、高等部の選択科目の一つで、それぞれのテーマに基づいた探究活動を半期の間実施します。
Q.ハウスとはどのようなものですか?
複数学年でつくる生徒コミュニティを指します。学年を越えた生徒主体の活動の中で、さまざまな立場や役割を経験することにより、自主性・協調性・リーダーシップを身につけます。同じ興味・目的を持つ生徒が集まる部活動や委員会とは違い、ハウスは様々な個性を持つ異学年集団であり、多様性を認め合いつつ互いに成長できるコミュニティーです。ゆくゆくはハウス独自の文化が育ち、継承され、卒業後も絆が続くことを願っています。
Q.授業・カリキュラムの特徴を教えてください。
中等部の授業は週5日45分×7時間の35時間、2学期制です(高等部では科目選択による)。生徒により8時間目選択もあります。まずは学習を楽しむところから、学びに向かう力(興味・意欲・積極性)と学び方を身につけます。極端な先取りはしませんが、必要な生徒には発展的・探究的な課題を用意します。
高等部では必履修科目を最小限に抑え、各自の興味や進路に即した科目を選択できる、柔軟なカリキュラムとなっています。前後期制・学年制で単位制的な運用を行います。
Q.授業でタブレット等IT機器を使いますか?
すべての教科・教育活動で個人端末(ノートPC・タブレット)を活用しています。入学前に指定スペックに合うものを各自で購入する、BYOD方式です。教科書・プリントなどの教材も並行して使い、ノートやプリント等に手書きでまとめるなど、学習内容に応じてデジタルとアナログを使い分けています。
Q.ICTはどのように授業で使われていますか?
教科や単元の学習内容により異なりますが、教材提示やグループ学習、課題の制作や発表のツールとして活用しています。
ICT機器の操作や学習アプリの使い方を「技術家庭科」の情報分野で集中的に学び、全教科で活用しながら操作に習熟します。分からないことや機器のトラブルが起きた場合は、担当部署である学習支援部やICT支援員のサポートを受けることができます。
また、アサインメントの提出管理や学習履歴はクラウド上のe-ポートフォリオで管理し、いつでも自分の学習状況を確認したり、課題に取り組んだりできるようになっています。
Q.教員は何人いますか?英語の教員は何人ですか?
教職スタッフは管理職を含めた教員、英語ティーチングアシスタント、理科実験助手、美術アシスタント等含め102名。内、英語教員はTA含め21名です。
Q.英語授業の特徴を教えて下さい。
英語の授業は10~20名の習熟度別少人数指導です。アカデミック(上級)は外国人教員が担当し、帰国生や相当の英語力のある生徒が受講します。アドバンスト(中級)とスタンダード(初級)は日本人・外国人教員がTTで担当し、しっかりとサポートします。その他、オンライン英会話や多読を活用し、実践的な英語力を伸ばしていきます。
また、体験的・実践的に英語を学ぶ機会を多く持ちます。校外英語研修(以下参照)は原則全員参加ですが、生徒の英語レベルを考慮して、アカデミッククラスは別プログラムとなる場合もあります。
中1:Tokyo Global Gateway英語研修(3日間)
中2:福島ブリティッシュヒルズでの英語宿泊研修(3日間)
中3:オーストラリアで約2週間の海外研修。1人1家庭のホームステイ体験を含む
高1:アジア各地での研修(22年度はタイ、ベトナム、インドネシア2行程、マレーシア、インド)少人数のグループで、英語を共通言語として活用し、現地の活動家とビジネスや社会問題に関する課題発見・解決に取り組みます。活動内容と成果は3月のDaltonEXPOで発表しました。
Q.帰国生の取り出し授業はありますか?
英語の授業は習熟度別の編成で、たとえばアカデミック(上級)クラスは英語のみで授業が進行します。英語以外の教科での取り出し授業は基本的にはありません。
Q.理科の授業や実験はどのように行っていますか?
理科の授業は、ドルトンプランの発展的な実現を目指しており、学習だけではなく実験実習も自分が納得いくまで取り組めるよう個別化・少人数化を図っています。これにより生徒の興味関心を高め、科学的探究能力の発達を促すだけではなく、生涯にわたって自然科学に親しむ姿勢が育まれることが期待されます。
具体的には、科学実験の基礎技能を習得するSFS(Skills for Science)の他、物理・化学・生物・地学の4科目それぞれから3か年分(科目によっては高校基礎科目まで)の学習範囲に相当する分量のアサインメントカード(個別学習課題)が出されています。生徒は自分の興味関心に応じてこれを選び、その学習内容をレポート用紙または実験ノートに記して提出し、担当教員の評価を受けます。
教科科目に対応した課題を自ら探し出し、計画を立てたうえで学習する生徒もいます(生物:奇生昆虫の蛹の解剖、化学:人工ルビーの合成・HPLCを用いた環境分析、物理:霧箱による放射線観察など)。すべての授業は4科目の教員が交互に見ており、生徒は教員の高い専門性に応じた学習・探究に関する助言を受けることができます。
Q.宿題の量はどのくらいですか?家庭でどのくらいサポートが必要ですか?
アサインメント課題や提出物は、全員が共通して取り組むもののほか、生徒の興味や関心・力量によって異なる取り組みができるものがあります。PBLは本人が納得する内容を仕上げるものであり、負担感は生徒によって異なります。「保護者が生徒の宿題を管理する・手伝う」ようなサポートの仕方は、本人の自主的な学びにとってプラスにならないので、お控えいただいております。
Q.定期試験はありますか?
中間・期末といった全教科が一斉に行う定期試験はありませんが、単元テストや小テスト、レポート等の提出物、制作課題や発表課題など、日常的に学習に取り組む環境が整っています。
成績評価は、学習課題に応じて「知識・技能」「思考・判断・表現・創造」「主体性・協働性」の観点別に行い、それをもとに5段階の数値も出されます。
Q.教科書やノートは使いますか?
授業では個人端末を使う機会が多いですが、教科書や副教材は使用します。また、手で書く事の重要性を否定するものではありませんので、必要に応じてノートを使う場合もあります。例えば理科では紙ベースの実験ノートで記録する形を採っています。
Q.生徒数・クラス数・1クラスの生徒数・男女の比率を教えて下さい。
1学年の募集定員100名を25名×4クラスに分ける少人数編成です。2024年4月現在、中等部1年生109名、2年生108名、3年生96名、高等部1年生94名、2年生85名、3年生125名が在籍しています。男子と女子の比率は6:5です。
Q.スクールバスのルートと本数、利用方法を教えてください。
2024年度は東急線二子玉川駅から試験運行しています。朝2回夕3回運行。利用者は定期を購入します(4半期3万円)。
※今後変更の可能性もあります。
Q.自転車通学はできますか?
学校周辺の交通環境を考慮し、原則として公共交通機関を利用していただくことにしています。ただし、半径1キロ以上5キロ以内でバス2路線以上を使う、公共交通機関を利用するより明らかに時間短縮できるなど、いくつかの条件を満たす場合には、適宜考慮し、許可・登録の上自転車通学を可能とします。また、その場合は、ヘルメットの着用、自転車保険への加入を義務としておりますので入学後にご相談ください。
Q.昼食はどうしていますか?
昼食はお弁当持参ですが、昼休みには校内でお弁当の販売や、キッチンカーが来る日もあります。飲み物・軽食の自動販売機も設置しています。
生徒と共に校内の昼食環境を検討し立案する「ランチ改善ラボ」では、近隣のコンビニエンスストアに出張販売を依頼したり、地域の飲食店との連携などを行っています。また、生徒が運営する無人店舗スマートストアでもパンやカレーなどを販売しています。
Q.土曜日に授業はありますか?
授業は原則として月曜日から金曜日までの5日間で、土曜日に授業は行いません。ただし、行事などにあてる場合があります。
Q.個人情報端末(スマートフォン等)の持ち込みや扱いについて教えてください。
学校では購入をお願いしているPC・タブレットを原則として使用します。その中で一般的なモラル教育やリテラシー教育を実施していきます。個人情報端末(スマートフォン等)は、購入、持ち込みに制限はありませんが、個人の貴重品と同様の扱いとなり、自主管理が原則となります。
Q.中学生の時程表を教えて下さい。
8:20 出欠確認
8:30~9:15 1限目~ (45分授業、午前4時間、休憩10分)
12:00~12:40 昼休み
12:40~12:55 ショートハウス/掃除
13:00 5時間目~(45分授業、午後3時間 休憩10分)
15:45~ 課外活動、生徒下校
※次年度以降、変更される可能性があります。
Q.開門、閉門時間は何時ですか?
開門は7:30、閉門は18:00です。
Q.初年度の学費はどのくらいですか?
初年度の学納金は154万円(入学金40万円、授業料93万円、施設維持費12万円、教育充実費9万円)です。このほか、標準服・体操服・鞄、教材費、国内研修費等が合わせて25万円程度かかります。
Q.どんな部活がありますか?
バドミントン部、剣道部、ダンス部、バスケットボール部、バレーボール部、美術部、華道部、茶道部、弦楽アンサンブル部、競技カルタ部があります。部活動は生徒主体の課外活動と位置づけており、活動は週2回程度です。新規の部活動や同好会の設立は、「学校内で活動が可能なもの」という条件があるため、運動部新規開設の可能性は薄いですが、文化部で教室内でできるようなものは新設の可能性があります。
サッカークラブは、学校の部活動ではなく、校内で活動を認めているクラブチームとしての位置づけです。
Q.今後、部活が増える予定はありますか?
新規の部活動や同好会の設立は、「学校内の施設で活動が可能なもの」という条件があるため、新たに運動系の部や同好会を作ることは難しいでしょう。ただし、教室内で活動ができる文化系のものなどは新設する可能性があります。
Q.生徒会や委員会の活動について教えてください。
生徒の自治組織として、2019年9月に一期生が創ったDSC(Dalton Student Council)が活動しています。総務委員会、企画委員会、環境委員会、広報委員会、図書委員会、放送委員会の6つの委員会と、各委員会の代表生徒から成る「代表会議」で構成されており、学校生活をよりよくするために頑張っています。
Q.図書館の蔵書数はどれくらいですか?
STEAM棟2階のラーニングコモンズ2を中心に、約24000冊。電子書籍コンテンツは約550タイトル(2023年3月現在)。そのほか、カードゲームの貸出も行っています。蔵書数は今後も増やしていく予定です。
図書委員会生徒が選書ツアーや近隣の「まちカフェ」との交流など、積極的に活動しています。国語科とも協働して、生徒のお勧め本の紹介などもさかんです。
Q.洋書の蔵書数はどれくらいですか?
Graded Readingが約1000冊、原書が約300冊(2022年5月現在)。毎年、計画的に増やしています。
Q.災害時の安全は確保されていますか?
校舎は建築基準法に基づき十分な安全が確保されています。
学校は生徒の交通機関やルートを把握しており、災害時には状況把握と学校側からできる指示をします。校内での災害発生時は、災害時の対応に沿って危険回避や避難誘導を行い、全生徒の安全確認と確保に全力であたります。必要に応じて保護者への引渡しまで学校で留め置くこともあります。いずれの場合も事前に確認されている情報発信の手段により情報はお伝えします。
また、消防署の指導の下、定期的に各種の避難訓練を実施し、災害発生時の対応や被害に遭わないよう指導を徹底しています。
火災や地震などの災害に備え、発生時の対応マニュアルを作り教職員に徹底しており、全校生徒3日分の防災食料や防災用品も備蓄してあります。
Q.セキュリティー(学校警備)はどうなっていますか?
警備会社との契約に加え、警察との連携や教職員による非常時対応マニュアルによる速やかな対応で生徒の安全確保をはかっています。また、生徒の登下校時に保護者に自動メールが送られるシステムを使用しています。一斉連絡や緊急時の連絡でも活用できるシステムです。
Q.修学旅行はありますか?
修学旅行という形での実施はしていませんが、全員参加という点では、海外研修があります。
Q.海外研修はいつどこへ行きますか?費用はどれくらいですか?
中等部3年次にオーストラリアでの2週間の海外研修、高等部1年次にアジアでの2週間程度の海外研修を実施します。費用の目安は、オーストラリ研修が60万円。アジア研修が約40~45万円です(2022年度実績)。行き先・スケジュールや価格に変更の可能性があります。
また、中3の1月~3月、希望者を対象とするターム留学の機会があります。
Q.プール、テニスコートはありますか?
プールはありません。水泳の授業はありませんが、水辺の救急法などの安全教育は、外部のプールを借りて行います。
2022年4月に新設された屋外多目的コートではテニスができるようになりました。
Q.PTAはありますか?
PTAという形態での活動はありませんが、生徒の学習環境をより良くすることを目的として、保護者同士が交流を持てるようなコミュニティが保護者主体で運営されています。
Q. 親の転勤で海外へ行くことがあります。海外から戻って来てドルトンに復学できますか?
中等部はいったん退学し、受け入れ枠があれば、編入学受験を経て復学となります。高等部では、留学先の高校からの成績を証明する資料をもとに、最大36単位までの履修認定ができるので、帰国後は留学前の学年の1つ上の学年への復学となります。
Q.スクールカウンセラーはいますか?
スクールカウンセラーは平日5日在室しています。気軽に来室できる専用の面談室があります。入学後に全員と面談をするほか、生徒・保護者からの相談希望予約も受け付けています。
Q.制服はありますか。
ブレザー・スラックスやスカート・ネクタイやリボン、夏期のポロシャツなどの標準服があります。かばんは指定のリュックです。
式典のときは標準服の正装で臨みますが、ふだんの授業の日は私服での登校を認めています。服装や髪型等について細かい規定や禁止事項は設けていませんが、生徒たちにはTPOや周囲に与える印象に配慮するよう求めています。
Q.校則はありますか?
髪型や服装を規制するような細かい規定はありませんが、いじめやアカデミックインテグリティ違反(試験でのカンニングや提出物の剽窃など、学業に対する不誠実な行為・行動)に対しては、厳しい対応をとる場合があります。
生徒には入学時に指針として「生徒ハンドブック」を配布し、とくにマナーの観点から自覚的に学校生活を送るよう求めています。
Q.出願はどのようにすればよいですか?
すべてインターネット出願になります。また、帰国生型、思考・表現型の入試は書類の郵送も必要となります。出願資格に合致するかどうか不明な場合は、事前にお問合せください。詳しくは生徒募集要項をご確認ください。
Q.同じ日の午前と午後の入試を、両方受験することはできますか?
はい、できます。
保護者の方には校内に控え室を用意します。午前午後連続受験の方は、控室で親子で一緒に食事をとることができます。
Q.インター校に通っているが入学資格はありますか?
「小学校卒業と同等の資格・学力を有する者」であれば、一条校(通常の小学校)に通っていなくても出願可能です。ただし、帰国生入試の対象にはなりません。
Q.英語しかできない生徒は入学できますか?
英語以外の教科は全て日本語で行うため、「日本語の授業に対応できる力」が必要です。
Q.塾推薦などはありますか?
ありません。
Q.4科で受験した場合、2科で突出していれば2科枠でスライド合格になりますか?
午前中の2科・4科型入試の判定は、まず2科の合格基準(2科4科受験者共通)を決め、2科・4科の受験者から合格を出し、その後4科の受験者から4科合計点で合格を出します。つまり、4科型受験者は2科と4科の両方で合格判定の機会があるということになります。
Q.複数日程受験への優遇措置がありますか?
優遇措置はとくに設けていません。合否の判定は各試験回ごとに行うので、前回受験時の成績が不利にはたらくこともありません。
Q.転入学はできますか?
該当学年に欠員がある場合、転編入試験を実施します。対象は、保護者の転勤等に伴う国内外転居者とさせていただいております。転編入試験の実施の有無・時期・科目については、本校ホームページの募集要項でご確認ください。
Q.大学進学の指導方針や受験指導の体制はどうなっていますか?
本校では、文系・理系や進路別の「〇〇コース」等を設置する予定はありません。十代の多感な時期に、早期からゴールを定めて最短距離で大学合格をめざす体制に生徒を乗せることは、長い目で見て必ずしもプラスばかりではないと考えるからです。
高等部では、必履修科目を最小限にし、豊富な選択科目とラボを組み合わせることで、一人ひとりが自分の志向や進路志望に沿ったカリキュラムが組めるようにします。また、前・後期ごとの単位取得を可能にして、先取り学習や学び直し、海外留学、進路志望の変更にも柔軟に対応します。
とくに希望する生徒に対しては、オプションの選択科目として予備校講師による講座も用意しています。
Q.大学進学希望者に対するサポートはどのように行いますか?
総合型の選抜(AO、推薦系)で進学を希望する生徒の割合が多いことを想定し、カリキュラム中にオフィスアワーの時間を設けています。ゼミ形式での指導により、自分の学びを深めるためのプログラムの案内や、総合型選抜・海外進学希望者に対する志望理由書作成などのアドバイスを行います。
Q.海外の大学、日本の大学、どちらに軸足をおいていますか?
国内大学・海外大学どちらでも、生徒が希望する主体的に進路選択をできるようにサポートしたいと思います。海外大学進学については、国内進学と同レベルで比較検討できるよう、十分な情報を学内で提供していきます。また、卒業と同時に海外進学するばかりでなく、いったん国内の大学に進んだ後、大学の交換留学制度などを利用して留学することも検討できるよう、交換留学制度が充実した大学のリサーチなども行なっております。
Q.海外の大学への進路指導は具体的にどのようなものですか?
中等部の段階から海外進学に向けた生徒・保護者向けのガイダンスを行っています。海外の大学への進学をサポートするカレッジ・カウンセラーを配置して出願・受験の指導を行うほか、高等部の選択科目やラボでSATやTOEFLの対策講座設置を検討しています。
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