(Helen Parkhurst)生徒(生徒数619名/教員68名)ドルトン東京学園の教職員は、生徒一人ひとりが自律的な学習者になるための、また、最良の人生を送るためのマインドとスキルを獲得するための伴走者です。教育の専門家であると同時に、民間企業での勤務経験をもつ多様なキャリアの教職員も多く、社会に開かれた見地から生徒の成長を支えます。03前任校ではSTEAM教育開発に携わり、学外の方たちと協働しながらプログラムをつくる中で、多様な人たちと共に考えをめぐらし、新しいことに挑戦することの大切さを学びました。私自身が探究者として未知との出会いを楽しみ、子どもたちに学ぶ喜びを伝えていきたいです。佐藤 充惠(理科)アサインメント教員のサポート授業・ラボラトリーフィールドワークなどなど(外国人教員10名が在籍)教科書や副教材の執筆・編集、模擬試験の作問、大学の非常勤講師としての授業など、様々な経験を通して教科教育の専門性を磨き、授業力の向上に努めています。「面白くてタメになる授業」を生徒たちに届けることが、私にとっての使命であり生きがいだと感じています。大畑 方人(地歴・公民)学び合い・教え合いプレゼンテーションなど(教員68名中34名が取得)ドルトンプランの根幹は「学習者中心の教育」“主体的に学び、探究・挑戦し続ける”学びの姿勢教職員DATA教員一人に対して学びを深める学びを広げる外国人教員の割合※いずれも2024年4月現在(教員数は常勤の教員数)修士号以上の取得者割合学びの発信(自律的な学習者)ドルトン東京学園が目指す教育は、「生徒が主役」であることを最も重視しています。授業で基礎知識を学び、学習内容の定着を図ることはもちろん重要です。しかし、何より大切なことは、生徒の内面から「これが学びたい!」という意欲がわき出ることです。教員の役割は、足りない知識や情報を補い、道に迷ったときはヒントを示すこと。生徒一人ひとりの創造性が広がるように、学びを全力で支援することです。ドルトンプランを通じて生徒たちは、自ら考え選択する力、興味・関心を高める力、集中力と持続力を身につけていきます。主体的に学び、興味関心のあることと真剣に向き合い、探究・挑戦し続ける人を育てる。そのためのメソッドが、ドルトンプランの「学習者中心の教育」です。ドルトン東京学園では、[学びを設計し、深め・広げ、発信する]ことを一連の流れとして、生徒たちは「主体的に学び、探究・挑戦し続ける姿勢」を育んでいきます。教員が一人ひとりを丁寧にサポートしながら、この学びのプロセスに習熟させていきます。 学びの設計良き伴走者として生徒の成長を支えます学校の真の使命は生徒を鋳型にはめることではなく、自分の考えを持てるよう自由な環境を整えてやり、学習するうえで生じる問題に立ち向かう力をつけてあげること9.1人14.7%50.0%Active Learnerを育てる学習者中心の教育メソッド
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