ドルトン東京学園2025
29/32

DALTON TOKYO 28*学年は受賞時のものです【内閣府主催】地方創生☆政策アイデアコンテスト2023地方創生担当大臣賞 受賞「地域活性化について学びたい」と三重県立昴学園に国内留学。自身の体験から、空き家を利用した「お試し移住」で住みやすさを実感してもらい、人口増につなげるアイデアを提案し、最優秀の地方創生担当大臣賞に輝きました。ドルトン東京学園の「未来共創党」は、“進取果敢に突き進め”というスローガンを掲げて模擬選挙イベントに立候補。人々が夢や希望を持てる明るい未来を創造するために、教育改革を進めることを提案し、多くの方々の支持を得てトップ当選を果たしました。私は5年生の1年間、地域課題について取り組みたいと考え、三重県大台町で国内留学をしました。大台町で生活をしていると、町内の空き家の数や人口減少による少子高齢化が目立った課題であることに気づき、より良い町づくりをするために解決策を考え、コンテストに参加することを決めました。コンテストでは、町内の空き家を建て替え、移住を考えている子育て世代の方に向けて、子育て支援の充実した大台町へ1年間お試し移住をすることができるプランを立案。実際に自分が大台町で生活して感じたことの他にも住人の方々や町長、町内の医師の方にもヒアリング調査を行いました。現在は、このアイデアを実現させるためには、どのような費用や準備が必要なのか、町役場の方々と連絡を取り合い、実現に向けて進めています。大台町への留学は、大きく成長できた有意義な1年間だったと思います。5年生の「公共」の授業で、実際の国政選挙を題材とした「模擬選挙」を体験しました。その授業から刺激を受け、今回のイベントに参加することを決めました。イベントでは「未来共創党」という模擬政党を結成し、スローガンや政策を考えることを通じて、これまで関わることの少なかった政治の世界へ一歩を踏み出すことができました。「自分たちの政策をたくさんの人に知ってほしい! 政策を実現したい!」という熱い思いが、自分たちを突き動かす原動力になり、多くの学びや発見がありました。幸いトップ当選できましたが、これは自分たちの力だけでは決して成し遂げることはできませんでした。サポートしてくれた先生や、応援や励ましのメッセージをくれた方々をはじめ、すべての人に感謝し、このイベントで学んだことを今後の挑戦に活かしていきたいと思います。私は、入学する前は発表がとても苦手で、いつも台本を作り、一語一句そのまま読み上げていました。しかし、授業内で発表を積み重ねていくうちに自信がついていき、ある時、勇気を振り絞って発表したアドリブ全開のプレゼンテーションが大成功したことで、発表をすることが大好きになりました。今回のコンテストへ出場したのも英語の授業でスピーチを扱ったことがきっかけでした。2019年末に私は起立性調節障害と診断されたのですが、その苦境が教えてくれたのは、人生は「台本」通りにはいかないということ。私はやりたいことを見つけ、没頭することの大切さを学び、チャレンジを楽しむようになりました。先生方にアドバイスをいただきながら、自分の思い描いたスピーチを多くの人に自分の言葉で伝えることができ、とても楽しかったです!みなさんも、台本なんて破り捨てて新たな世界を開いてみませんか。昨年度、最優秀賞を受賞したプロジェクションマッピング甲子園に今年も出場を決意したのは、自身のスキル向上と、ドルトン生としてあるべき姿を探究し続けていくためでした。今年のテーマは「響」。昨年に比べて難易度が高く、チームとしてどのような作品をつくっていくべきか、会議を重ねて模索し、試行錯誤を重ねて、7か月かけて制作しました。個性派揃いのチームをひとつの道に乗せていくことは大変でしたが、メンバー一人ひとりの持ち味を活かして、見事に僕たちの気持ちを乗せた作品に仕上げることができました。チームメンバーや先生方のご協力に感謝します。次の目標は三連覇!これからも頑張ります!イベントの詳細や政策の内容についてはこちらをご覧くださいこちらから受賞者インタビューをご覧いただけます仲間と協働してかたちのないものをゼロから創造する力を活かし、BlenderやScratchを駆使してつくり上げた作品で、2年連続でプロジェクションマッピング甲子園最優秀賞を受賞しました。左のQRコードはメイキングの様子、右は本番作品です。ぜひご覧ください5年 Y.Y.さん5年 未来共創党5年 Y.H.さん2年〜5年混合チーム民主主義ユースフェスティバルU25模擬選挙でトップ当選全国高等学校英語スピーチコンテスト文部科学大臣賞・文部科学大臣杯 受賞(第1位)英語圏に1年以上住んだ経験がない高校生を対象にした第1部で、文部科学大臣賞・文部科学大臣杯を受賞しました。スピーチの題名は "Going Off Script." レールや予定から外れる勇気を持つことの大切さを迫力のある流暢な英語で主張し、観客を魅了しました。プロジェクションマッピング甲子園最優秀賞受賞(2年連続)CASE 01CASE 03CASE 02CASE 04ドルトンプランを実践する生徒たちの活躍

元のページ  ../index.html#29

このブックを見る