13■写真左:スマートストア(無人売店)店内の様子商品の選定や発注、店舗レイアウトや内装デザインまで、生徒たちが企画し、実際に運営を行っています。■写真右:キャンペーンの様子ユーザー数を増やすために、NTT東日本さんに協賛いただき、くじ引きキャンペーンを企画しました。新たな探究学習モデルの協創と地域の価値創造の実現を目指し、NTT東日本と2022年10月に連携協定を締結しました。連携の第一弾として、キャッシュレス決済・無人販売のスマートストアを校内に設置。文房具や飲食料品を販売しています。第二弾は、東京オペラシティと本校講堂をNTT独自の低遅延通信技術「IOWN」で接続。N響コンサートを、まるでメイン会場にいるかのような臨場感で鑑賞しました。生徒および教職員の食事環境の改善をミッションに活動するラボです。これまでに、ファミリーマートさん、仙川のおにぎり屋さんやインドカレー屋さんの出張販売などを実現してきました。また、NTT東日本さん協力のもと、無人販売システム「スマートストア」を導入し、運営を担当しています。Student’s Voice現在のランチ改善ラボは、スマートストアの運営を通じて、食の改善と学校内のインフラ機能の向上の2つについて取り組んでいます。組織づくりや学校行事への関与、地域のお店の開拓、他のラボとの連携など、様々な場面で人との関わりがあり、運営メンバーは、課題解決力や発想力をはじめとするソフトスキルを磨きながら、日々成長しています。STEAM地域社会・公共言語・メディア・コミュニケーション国際理解・文化スポーツ・健康環境・エネルギー探究ラボの時間に実施されるテーマラボは6つの分野に紐付いて設置されています。「今日はロケットを作りにグラウンドに行ってきます!」「数学のオフィスアワーで問題演習に集中して取り組みます」「今日は起業家の方から新規事業の立ち上げについて講演を聞いてきます」探究ラボの時間になると、全校生徒が一人ひとり自分の学びたいことを求めて様々なラボに向かっていきます。学びたいことに学年も年齢も関係ありません。多くのラボでは、1年生から6年生までが自然に混ざり合い、お互いに刺激を得ながら学びを深めています。探究ラボは、多様なテーマで展開する「テーマラボ」、自分でテーマを決めて学ぶ自由な時間「オフィスアワー」に分かれています。テーマラボについては基本的に教員がテーマを設定して生徒を募集していますが、近年は生徒主催のラボも誕生しました。どんなときも、学びの主体は生徒。一人ひとりの興味関心を大切にしながら、探究の芽を育てていく時間です。■ NTT東日本との企業連携6年 K.S.さん探究ラボ〜一人ひとりの学びを追求する時間ランチ改善ラボ探究ラボ(2023年度テーマラボ実施例)Laboratory
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