株式会社ガイアックスの協力を得て、「起業」をゴールに課題解決に取り組むプログラムです。Hさんは第1期で優秀賞を受賞し、5万円の事業検証費用をもとに提案内容を検証。第2期でのプレゼンテーションの結果、200万円の出資金を獲得しました。アプリの検証に協力してもらえる店舗を見つけるために、友だちと協力しながら500枚のチラシをポスティングしました。第2期の検証フェーズでは、実際にアプリを使っていただき、アドバイスや感想をもらいながらブラッシュアップしていきました。DALTON TOKYO 06The Dalton Plan stories #03起業ゼミ僕が提案した「リアルタイムクーポンアプリ」は、家族で通う飲食店の状況から思いつきました。満席の日もあれば、ほとんど来客のない日もあるという、「読めない来客数」を解決し、余った食材の廃棄(=食品ロス)の減少にもつながるアプリです。アプリの開発にあたり最も力を入れたことは、クーポン発行のスピードです。そのために入力項目を簡素化し、選択項目を選んでいけばクーポンが発行できるフォーマットづくりにこだわりました。出資をしていただけたことで、アプリの事業化が本格的に動くことになりました。ビジネスとして成功させるために、マネタイズや登録店舗数を増やすことが目標です。起業ゼミでは、社会と関わり、大人と話す機会が本当に多く、中学生のうちにこのような経験ができたことに感謝しています。ドルトンの他のプログラムにも言えますが、学校内だけでなく、外に出て様々な体験ができることは貴重な経験です。小学生のうちは、アイデアを思いついても動くことはできませんでしたし、そもそも行動する勇気がありませんでした。しかし、ドルトンでの学校生活を通じて行動することに怖さがなくなりました。考えたことをすぐに行動に移せるようになったことが、この起業ゼミを通じて成長できた点だと感じています。自分のアイデアが社会貢献につながるかもしれない起業に“挑戦”できたことが何より楽しかったです2年 H,Aさん
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